2024/05/26 14:46

こんにちは!書道に興味を持った初心者の皆さん、ようこそ。このブログでは、書道を始めるために必要な基本的な用具とその選び方について詳しくご紹介します。適切な用具を選ぶことで、書道の楽しさが一層広がります。さっそく見ていきましょう!

1. 筆(ふで)

種類と選び方

筆は書道の最も重要な用具の一つです。筆には主に「羊毛筆」「馬毛筆」「剛毛筆」の3種類があります。

  • 羊毛筆: 柔らかく、線の強弱をつけやすいです。初心者には扱いやすく、一般的におすすめです。
  • 馬毛筆: 少し硬めで、繊細な線を描くのに向いています。中級者以上におすすめです。
  • 剛毛筆: 非常に硬く、力強い線を描くのに適しています。特に大きな字を書く際に使用されます。

初心者にはまず、柔らかめの羊毛筆を選ぶとよいでしょう。大きさは中サイズ(「中筆」)が扱いやすいです。

2. 墨(すみ)

固形墨と液体墨

墨には固形墨と液体墨の2種類があります。

  • 固形墨: 墨をすりおろして使います。風味があり、本格的な書道を楽しめますが、初心者には少し難しいかもしれません。
  • 液体墨: すでに液体状になっている墨です。手軽に使えるため、初心者にはこちらがおすすめです。

墨の選び方

液体墨を選ぶ場合、無香料で無着色のものを選びましょう。質の良い液体墨は、滑らかで発色がよく、筆の動きをスムーズにします。

3. 硯(すずり)

選び方

硯は墨をすりおろすための道具です。初心者にはプラスチック製の硯でも十分ですが、石硯を使うとより本格的な感覚を味わえます。

  • プラスチック硯: 軽量で扱いやすく、価格も手頃です。
  • 石硯: 重厚感があり、墨が均一にすれます。やや高価ですが、長く使える点が魅力です。

4. 紙

種類と選び方

書道紙には和紙と洋紙があります。

  • 和紙: 吸収性が高く、墨のにじみを楽しめます。初心者でも使いやすい種類が多いです。
  • 洋紙: 吸収性が低めで、墨のにじみが少ないです。線の練習には向いています。

初心者には、練習用の和紙がおすすめです。価格も手頃で、大量に練習する際にも気兼ねなく使えます。

5. 文鎮(ぶんちん)

選び方

文鎮は紙を押さえるための重りです。重さはさまざまですが、初心者には軽めのものから始めると良いでしょう。デザインも豊富なので、気に入ったものを選ぶと書道の時間が楽しくなります。

6. 下敷き

選び方

下敷きは紙の下に敷く布です。毛氈(もうせん)と呼ばれるフェルト製のものが一般的です。墨が下に染みないようにし、書き心地を良くします。初心者用のセットには通常、適切な大きさの下敷きが含まれています。

まとめ

以上が初心者のための書道用具の選び方です。以下のポイントを押さえて、あなたの書道の旅をスタートさせましょう!

  1. : 羊毛筆の中サイズ
  2. : 液体墨
  3. : プラスチック硯または石硯
  4. : 和紙
  5. 文鎮: 軽めのもの
  6. 下敷き: 毛氈製のもの

書道は集中力を高め、心を落ち着ける素晴らしい趣味です。適切な用具を選んで、楽しく始めてみてください。お読みいただき、ありがとうございました!